息子を亡くして

人生は修行かな。

卒業

息子が生きていて
留年しないでいたら
今月で大学を卒業するはずだった。


医学部だったので
その前に国家試験を受験
合格して卒業したら
2年間の過酷な研修医
一人前の医師になるにはまだまだ時間がかかる。


息子は19歳、2年生の時に亡くなってしまった。
それから今年で5年目。
未だに息子を失った悲しみは癒えない。
おそらく、ずっと。


ここでは随分助けられた。
誰にも言えない苦しみを吐き出す場所だった。


ですが、私はここを「卒業」します。


もう、いいかげん疲れてしまいました。
苦しむことに。
ブログの内容はどうしても暗くなります。
もうこのあたりでいいかな、と思うようになりました。


自死遺族と言ってもひとそれぞれ。
大切な人を亡くしてからも
生きなくてはならないのですが
どう生きるかは自分次第。


これからは生かされているのだと感謝の気持ちで
生きて行こうと思います。
生きてると自体が奇跡だと
息子を失って気づきました。


先日卒論の資料にしたいからと
私のブログを参考にしてもよいかという
メッセージが届きました。


私のブログなんて参考にならないし
そんなふうに言ってくる人がいるのだと
なんだか凹みました。


なので、過去のブログも削除します。


時々ここに来て他の方のブログを読んだりコメントするかもしれませんが
自分のブログはもう書くことはないでしょう。。


今までありがとうございました。