自死遺族として生きる

人生は修行かな。

光と影

ファミリーで有名な芸能人の母親が以前、おっしゃっていた言葉。
「うちは、脚光を浴びていますけど、光の裏には必ず影があるんですよ。」


今、しみじみ思う。
私は息子の輝く姿しか、見ていなかった。
息子の影があるなんて思いもしなかった。


私には二人の息子がいる。


長男は正義感が強く、それでいて人付き合いが苦手。
小学校の頃は虐められ
中学校では居場所が見つからず
高校では第一志望校に落ち
なんとか大学に入ったものの
危なっかしくて心配だった。


次男はそんな長男を見ていたせいか
要領が良く
高校は推薦で合格し
勉強と部活を両立して
友達もたくさんいて楽しい高校生活を過ごし
大学でも楽しい学生生活を送っていると思っていた。


長男にばかり気にかけて
次男の闇の部分を気づいてあげられなかった。


次男は小さい頃から弱音を吐かない子供だった。
だから、ギリギリまで抱え込んでしまって
自死してしまった。


ごめんね。
お母さん、油断してたよ。
しっかり者だから、大丈夫だと思っていた。


苦しかったんだね。
気が付かなくて、ごめんね。
亡くなってからわかっても、遅いよね。


頼りないお母さんでごめんね。
でも、次もあなたの母親になりたいよ。
大好きだから。
大好きって言うと
「キモイ」って言われたからあまり言えなかった。


今はいくらでも言えるよ。
大好きだよ。
大好きだよ。
大好きだよ。