自死遺族として生きる

人生は修行かな。

涙のスイッチ

息子が亡くなってから、泣きたいのに涙が出ない。


先日、久々に涙のスイッチが入って
号泣した。
きっかけは夫婦喧嘩。
義父の胃に良性のポリープが見つかりオペをすることになった。
私はつい、
「私だったらオペしない。ほっといて悪性になってもいい。
早く死にたい。」と呟いた。


それを聞いた夫は激怒。暗い話ばかりするから家庭が暗くなる。
死んだ息子より生きている息子をもっと大事にしろ。だって。


長男は今、自宅通勤している。転勤もあるので
いつまで自宅通勤するかは解らない。
長男に対しては、暗い話はしているつもりはなかったと言ったら
態度に出ている、と。


遅くに帰宅して夕飯を食べ終わった長男に聞いてみた。
私  「お母さん、暗いかな。この家、居づらい?」
長男 「別に。なんで?」 
私  「だって、さっきお父さんに暗いって言われて・・・」


ここで涙のスイッチが入り、台所で号泣。
長男 「ガキみたいに泣くなよ。泣くなら他で泣いてくれ。」


私は居間に行き、部屋の扉を閉めて泣いた。


息子ふたりはどちらも大事。
死んだ息子が不憫でならない。
亡くなってからまだ1年も経っていないのに
明るく生活なんて出来ない。
夫の考え方についていけない。。。


しばらくして、長男が居間に来た。
何も話さずごろっと寝そべってスマホをいじっている。
私のほうを時々チラチラ見ながら。。。


「こいつが悪いんだ」
次男の遺影を指さして出て行った。


次の朝、私の顔は悲惨だった。
まぶたが腫れあがっている。
あ~あ。
それでも仕事に行った。


そして帰宅後。夕食時


夫 「今日、入院の手続きに行った。オヤジは悪性だった。
   昨日の時点で悪性だったと思ってた。」


私 「え?良性だって昨日言ったよね。」


夫 「年寄りで手術するんだから悪性だろ。察しろよ。」


・・・察しろ?解りません。鈍感なので。


次々と降りかかる問題。
その前に冷え切っている夫婦で解決できるのだろうか。


なるようにしか、ならない。