自死遺族として生きる

人生は修行かな。

仕事とお酒に、逃げる

息子が亡くなっても
生活するには働かなくてはならない。
仕事中は仕事に集中しているから
息子のことは考えない。
ただ、ひたすら働く。


クタクタになって夜、お酒を飲む。
理由は、酔いたいから。
お酒を楽しむとかではない。


という訳で
息子がいない現実を受け止められず
仕事とお酒に逃げている。


程よく忙しい仕事なら良いのだが
ここのところ非常に忙しい。
神経をすり減らし、ストレスマックス。


夕食時、些細なことで夫と口喧嘩した。
久々に大泣きした。


息子に会いたい。生きるのが辛いと言う私に
自分の事ばかり考えている。長男が悲しむだろう。
辛いのは皆一緒だ。俺は言わないだけだと言う夫。


長男の前で弱音は吐くな。
長男が心配するから。


そんな事、わかっている。でも・・・


最愛の子供を失っても悲しんではいけないの?
ひとりで耐えなくてはならないの?


耐えられない現実を耐えなくてはならない日々。


今週はだいぶ疲れた。
大泣きして目がカビカビに乾いている。


思い通りにならないのが人生と言うけれど
せめて普通の生活を送りたかった。


普通の人生を送れなくなった時
普通に生きるって凄く幸せなことなんだと思った。










生きていたら22歳。

生きていても、まだ22歳。


息子が亡くなってから
毎日が虚しいが
命日と誕生日は特に辛い。


明日は息子の誕生日。


私は息子の好物を買えなくなった。
見るのも辛い。
好物を作るのも出来ない。


この時期ラフランスがスーパーで売っている。
息子の好きだった果物。


ケーキはモンブランが好きだった。
モンブランが美味しいケーキ屋を探して買ってきたっけ。


納骨も出来ない。
法事もしない。
仏壇にお供えも出来ない(お水とご飯、みそ汁は毎日あげているけど)
何も、出来ない。


お子さんを亡くされた方のブログで
好物を作ってあげたり
好きだったものをお供えしたり
凄いなぁと思う。


2年経つけど、時薬は効かない。


悲しい。。






息子からのメッセージ?

昨晩疲れているのにドラマを観た。


私の職場は製造業の中小企業。
普段はドラマを観ないのだが
下町ロケットは製造業の物語で
尚且つハッピーエンドの物語なので録画で観ている。


映画・ドラマ等の見放題の契約をしていて
観たい映画がなかったので
ドラマを観よう。
下町ロケットと同じ原作者のドラマ
最近映画にもなった、「空飛ぶタイヤ」


運送業の中小企業の物語だった。


トラックが走行中突然タイヤが外れ
歩道を歩いていた親子を直撃し
若いお母さんが即死。


タイヤが外れた真相を追及するドラマだった。
(実際起きた事故だと記憶があるのだが・・・)


中小企業の運送業の整備不良疑惑が解かれ
大企業の自動車会社の過失が証明された。


ハッピーエンド最後に、残された旦那さんの言葉。


「過去は変えられない。妻は戻ってこない。
 自動車会社を訴えるのは辞める。あの会社とはもう関わりたくない。
 これからは子供と未来に向かって歩んで行きます。
 それを妻も望んでいると思います。」


はっとした。
息子もそう思っているのかな・・・


息子が自死した時から私の時間が止まった。
自暴自棄で毎日酒浸り。


息子は戻ってこない。そんなの百も承知。でも心が納得出来ない。
もうひとりの息子は社会人。私の役目は終わり。
早く息子に会いたい。


未来に向かって前を向いて歩む。
そんなふうに過ごせる日が来るのだろうか。


こんな頼りないダメな母親を心配して
息子がメッセージを送ったのかもしれないと
思えた自分は少し前向きになれた感じがした。